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  人は誰ひとり死をさけることはできません。
 長寿を保ったのちに自然に訪れる死は安らかで美しいとさえ感じるものですが、何時、どのような形でおとずれるかは誰にもわかりません。だから考えてもしようがないといって、多くの人が目をそむけてきたのですが、せっぱつまるまで考えないでいたために、長い苦しみの後に悲惨な死を迎えることになる場合も多くみられます。医療技術の発達とそれを扱う医師の姿勢、出来高払いの医療報酬制度、家族を支援する医療・福祉の施設とマンパワーの貧しさなどいくつもの問題を背後にかかえて、望ましくない終末を避けられないのが現状です。それを変えようとする動きもあります。行政も医療関係者も努力はしています。しかし、死ぬ本人が目を背けて、他人任せにしては事態を変えることができないのではないでしょうか。
どう生き、どう死ぬか、その最終的な決定の権利を持つのは私たち自身です。その自己決定権を自覚し、自分の意志と希望を明確にする努力をしなければなりません。終末期には意志を伝えようと思ってもできないこともありますし、意識がすでにない場合もあります。こうなった時はこうしてもらいたいという意思を、心身共に健全な時に書いておくことが必要です。それを「終末期宣言書」といいます。「終末期宣言書」を書くということは、今を、これからを終末期・死まで視野におきながら、いかに生きるかを考える学習に基づいた実践です。私たちの会は、そのような市民の学習と実践の広がりを推進しようとするものです。

会代表:高木 知里

前代表:西村 文夫
著書:角川文庫『私が選ぶ、私の死』

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終末期を考える市民の会 代表:高木 知里

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